虫歯の敵は幾万ありとても
世界の常識、水道水フッ素化が遅れたわけとその解決策
著者名:山下文夫、田浦勝彦、藤野悦男、木村年秀
内 容:フッ素に関する解説書
出版社:健友館
初 版:2000年7月30日
価 格:1300円
頁 数:294頁
販 売:各書店
著者紹介
山下文夫
(やました ふみお)
昭和24年生まれ。新潟大学歯学部卒業
宮崎県北諸県郡三股町の開業医
市民と共に宮崎県子供の歯を守る会の活動に従事
田浦勝彦
(たうら かつひこ)
昭和22年生まれ。九州歯科大学卒業
東北大学歯学部附属病院予防歯科講師
学生教育、研究及び地域公衆衛生活動に従事
藤野悦男
(ふじの えつお)
昭和32年生まれ。新潟大学卒業
埼玉県子供の歯を守る会を主宰、開業医
日F事務局と地域公衆衛生活動に従事
木村年秀
(きむら としひで)
昭和36年生まれ。岡山大学歯学部卒業
香川県の三豊総合病院歯科保険センター医長
高齢者訪問歯科診療及び予防活動に従事
推せんの言葉 親愛なる山下文夫先生へ アリス・ホロビッツ博士(米国立衛生研究所)
あなたの新しい本の出版を知り、とても喜んでおります。
ご存知の通り、フッ素の利用はむし歯予防と抑制のための最も基本的な第一優先の予防法です。今日、フッ素は世界中で広く利用されております。水道水フッ素化は公共の飲料水のフッ素濃度を望ましい天然の状態に調節する方法です。水道水フッ素化はとても安全性に優れ、とても効果的なものなのです。これほどのすばらしい公衆衛生的予防法は歴史上かつてありませんでした。「日本ではなぜ数十年も水道水フッ素化による予防法の恩恵が受けられなかったのか」そのワケをこの本で説明していますが、日本の多くの方々への正しい情報提供はとても大切なことです。この本は日本で水道水フッ素化の恩恵が受けられなかった理由とその解決策について語っています。その先見性と勇気ある挑戦を称えます。ご成功をお祈り致しております。
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