万葉の花々 編著者：稲元 透 写 真：長友 正二郎 内 容：都城万葉植物園案内 発行者：都城市 制作者：都城観光協会 初 版：１９９１年９月３０日 価 格：２０００円 頁 数：９５頁 販 売：市内各書店 編著者紹介 稲元 透（いなもととおる） １９２１年：都城市に生れる １９３９年：宮崎県立都城中学校卒業 １９５７年：法政大学経済学部卒業、文部事務官 鹿児島大学勤務 １９８３年：停年帰郷 １９８４年：都城万葉植物園管理人として現在に至る。 どんぐり千年の森をつくる会会員、都北植物愛好会会員、宮崎県自然保護推進員 写真撮影者紹介 長友 正二郎（ながともしょうじろう） １９１５年：串間市に生れる １９３５年：宮崎県師範学校卒業、都城市立南尋常高等小学校へ赴任 １９７４年：都城市立五十市小学校退職 １９７６年：都城・北諸県地域視聴覚ライブラリー勤務 １９８６年：同上退職 「万葉の花々」の刊行にあたって かねてからの念願でありました「万葉の花々」を発刊することになりました。 万葉集に現れる植物の数は、１６０種にも及ぶと言われています。 万葉集を学ぶにあたって、それに詠まれている植物を知ることは、その歌意を理解し、その植物が上代の人々の生活・文化・民族などと、どうかかわりあったかを探る上で重要なことと思います。 都城万葉植物園には、これらの植物を庭園風に植栽し展示してあります。 しかし、詠まれた植物の中には、群落やまわりの様子など植物園ではとても表現できない部分も数多くありますので、想像の中で、遠く万葉人へ思いを馳せるのも意義深いことと思います。 都城市長 岩橋 辰也 
|
