庄内平治記 全 発行者：瀬戸山 計佐儀 内 容：古史書 発行所：三州文化社 初 版：１９７３年 復 刊：１９９２年３月３０日 価 格：１５００円 頁 数：２５８頁 販 売：三州文化社（０９８６−２２−５８０４） 発行者紹介 瀬戸山 計佐儀（せとやま けさのり） 出生：大正９年 都城市太郎坊町（旧沖水村大字高木）生まれ。 学歴：沖水小学校卆、鹿児島一中４年依病退学、専検と大検合格、 法政大学通信教育受講。 職歴：昭和２１年より都城市役所（３４年の内、厚生課長５年、 図書館長９年）県史、市史執筆委員。 所属：都城史談会と植物愛好会、日向民俗学会、宮史連、日本民俗 学会、仏教民俗学会、鹿児島民俗学会、西日本史学会、鹿大史学会 著書：都北社会福祉史、都城方言集、太郎坊町史、日向の伝説など１４冊 その他、庄内平治記・庄内軍記など史料の発掘と自費出版１０冊 賞罰：宮日文化賞、都城市文化賞 「復刊のことば」より 都城市図書館の郷土史資料室や都城島津家の書庫などには、まだ、公刊されたことのない貴重な古文書類が多く秘蔵されていて、しかも毛筆、漢文まじり、草書で書かれており、これを利用、繙読する者は極めて稀で、特殊な郷土史家か大学の史学の先生等に限られていた。 昭和４７年に館長に転補されてこのことを知った私は、これらの古書が徒らに秘蔵されることなく、順次公刊して多くの人々に読まれるべきであると考えて、先ず郷土史研究の原典とも言うべき「庄内地理志」を選んだが、いかんせん浩翰で百十二巻にも及び、しかも原稿用紙に移記し訓点などを施す困難な作業もあり、それを進めるのと併行して「庄内平治記」を出版すべく私が訓詁作業を行ない、孔版を長友秀雄次長に担当して貰って、古文書発行の第一号として昭和４８年に出版したのが本書で、これらは在職９年間に１０冊に及んだ。 後略
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