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内村秀次写真集 高千穂峰
著者名:内村 秀次
内 容:高千穂峰写真集
出版社:自費出版
初 版:1997年11月20日
価 格:2500円
頁 数:94頁
販 売:市内各書店

著者紹介
 内村 秀次(うちむらしゅうじ)
  1967年:宮崎県高原町生まれ。
  1986年:宮崎県立小林高等学校卒業。
  1988年:16都道府県約3,500Kmを自転車で単独行。
  1990年:琉球大学理学部化学科卒業。
        日本一周約22,000Kmをバイクで走破、野宿の旅を行なう。
        この旅をきっかけに写真を始める。
  1991年:中学校にて臨時講師を勤める。
  1993年:高原町役場に就職。
  1995年:第3回風景写真新人杯(隔月刊「風景写真」)を受賞。

hon00711 あとがきより
 二十歳の頃、人生で今しか出来ないことをやろうと思い、自分の持っている体力と時間を懸けた自転車の旅。教員採用試験に落ち、一年間の遊学を決意し旅立った日本一周バイク単独行。この旅の記録を残すために購入したカメラでしたが、旅先での感動との出会いにより、写真の世界に魅了されてしまいました。
 バイクの旅を終え、中学校で臨時講師を始めましたが、遊学をやっていた人間が仕事に就くと精神的に疲れることも多く、気分転換のために山に登るようになりました。韓国岳から眺めた高千穂峰の姿は、東に二子石、西に御鉢という形の異なる二峰を従えながらも、山体は均衡が保たれていました。自然が作り出した絶妙な釣合いを見ていると、自分の心の中にも矛盾を打ち消す物を作っていけば、バランスよく生きて行けそうに思えました。
 「高千穂峰 朝夕に・・・・」 これは私が卒業した高原小学校・高原中学校の校歌の歌い始めです。高千穂峰は見上げれば、いつも凛と座し私を見ていてくれたふる里の山ですし、如何に生きるべきかを悟してくれた心の山でもありますので、私の感動の記録を残すにあたり、高千穂峰を最初の舞台に選びました。
                1997年10月  内村秀次


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 春風(春夏風光より)

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 天地のはざま(天孫降臨より)

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