一般社団法人 霧島工業クラブ「お知らせ・ニュース」

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【ニュース】 平成29年9月度例会をホテル中山荘にて開催しました 2017.9.8
平成29年9月度の例会を平成29年9月8日(金)ホテル中山荘にて開催し、特別講演として都城高専名誉教授の濱田英介先生に「遊牧文化の国・モンゴル」という演題にてご講演をして頂きました。

ご承知のように、モンゴル・ウランバートル市は都城市の友好交流都市であり、本年5月22日から26日まで池田市長が、そして7月31日から8月7日まで都城市民交流団が現地を訪問し、交流を深めております。この交流のきっかけは、都城高専へ留学していたモンゴルの留学生から遊牧民が電力のない生活をしていることを知り、都城高専にて1993年に『モンゴルに風力発電機を贈る会』が発足し、1995年にモンゴル科学技術大学と都城高専が学術交流に関する協定書を締結したことから始まります。

濱田英介先生は10年以上かけてモンゴル国全土の水質調査を行っておられ、7月8日(土)から12日(水)まで、モンゴルへ「金鉱山開発によるオルフォン川汚染に関する調査」の為、出張されておりました。また、9月17日(日)から22日(金)まで、再度モンゴルへ「モンゴル高専の教育支援」の為、出張される予定です。

このように、モンゴルと10年以上にわたり研究・教育ともに深い関わりを持たれております濱田先生にモンゴルの基本情報・歴史・首都ウラーンバートルと経済・鉱山・モンゴル人の傾向・モンゴル3高専等についてご講演頂きました。

≪濱田 英介氏プロフィール≫
 出身地:東京   専門:環境微生物学など
 昭和54年3月  東京農工大学農学部修士課程修了
 昭和58年3月  九州大学農学部博士課程修了
 昭和61年4月  日本鋼管(株)(NKK、現:JFE)入社 中央研究所・化学プロセス研究部配属
 平成9年4月   都城高専物質工学科 助教授
 平成15年4月  同 教授
 平成17年4月  都城高専 総合技術開発研究センター(現:地域連携テクノセンター長)
          同 校長補佐(平成27年3月まで)
 平成27年4月  同 物質工学科 特任教授(再雇用) ・ 名誉教授称号授与
 同    9月  モンゴル高専支援コーディネーター(予定)

交流会では、(株)興電舎商事 代表取締役社長 鶴田 芳男 様並びに(株)CSパートナー 代表取締役 内海 明浩 様の2社が新しく加入されたことが報告され、それぞれの代表者の方のご紹介がありました。お二方とも都城港高専のOBです。
また、都城高専OBで今年4月に開業されました(株)くるでんの久留木 潤 様のご紹がありました。今後とも、諸先輩方のご支援とご協力をお願い申し上げます!



【ニュース】 蓬原正三氏「宮崎県議会議長」就任祝賀会が開催されました 2017.7.29
この度、霧島工業クラブ顧問の蓬原正三氏が第69代宮崎県議会議長に就任され、県政発展への蓬原議長の活躍を期待し、就任祝賀会が2017年(平成29年)7月29日(土)都城グリーンホテルにて開催されました。

木佐貫三股町長はじめ三股町議会議長、都城JA組合長、三股町商工会会長等が発起人となり、約350名の出席者が参加して開催されましたが、古川衆議院議員、郡司宮崎県副知事、星原県議会議員、池田都城市長等のご来賓の挨拶の後、蓬原宮崎県議会議長より所信表明のご挨拶がありました。

霧島工業クラブの蓬原顧問が今後県政発展の為にこれまでにもましてご活躍されますよう心よりお祈り申し上げます。



【ニュース】 平成29年7月度例会を都城グリーンホテルにて開催しました 2017.7.28
平成29年7月度例会を7月28日(金)都城グリーンホテルにて開催し、特別講演として
都城工業高等専門学校 准教授、博士(学術) 吉井千周(せんしゅう) 様先生に、「タイにおける日本人社会の特徴と分析」という演題でご講演頂きました。

吉井先生は、2015年(平成27年)4月より、日本政府が支援して2006年9月にタイ王国の首都バンコクに設立され、「タイの日本型ものづくり大学」を目指している泰日工業大学(たいにちこうぎょうだいがく)にて客員教授として、また、2016年(平成28年)4月より、タイ王国チエンマイ県に1964年に設置された国立大学であるチエンマイ大学の所属研究者として、在外研究をされておられましたが、本年4月に都城高専に復職されました。

昨年9月9日に、中小企業における情報技術に関する対日国際比較という研究テーマで来日されました泰日工業大学の情報学部の情報学部副学部長を含む3名の先生方が、霧島工業クラブ会員企業である株式会社サニー・シーリング、マトヤ技研工業株式会社、株式会社システム・ナインの3社を見学され、「日本の地方中小企業の運営」や「中小企業における情報技術」についてインタビューを実施しました。

この来日も吉井先生の研究過程の中で、「都城でのフィールドワーク」が実現したもので、霧島工業クラブがサポートしたものです。これ以来、これら3社の会員企業様から是非吉井先生のご講演を開催して欲しいとの要望があり、吉井先生からもご快諾頂きましたので、今回開催できる運びとなりました。

≪吉井 千周氏プロフィール≫
◆専門分野:法社会学、社会運動論、知財教育
◆研究課題:(1)タイ山岳民族における法意識の変容
      (2)工業系学校における法学教育法
      (3)IT利用による過疎地/マイノリティ間の情報共有と社会変化
◆卒業学校:1998年3月 鹿児島大学法文学部法学科
      1999年3月 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程
      2005年3月 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程退学
      2012年3月 鹿児島大学大学院人文社会科学研究科博士課程単位取得退学
◆学  位:2013年3月 博士(学術)鹿児島大学
◆所属学会:Law and Society Association、日本法社会学会、アジア法学会、日本音楽
      学会、日本地方自治研究学会、法と教育学会

交流会では、(有限会社)司工務店、(株)興電舎商事、(株)川原田工務店の3社が新しく加入されたことが報告され、それぞれの代表者又は、代理の方のご紹介がありました。



【ニュース】 日機装株式会社の石川高専OBによる就職支援講演会が開催されました 2017.7.19
都城高専ではキャリア教育の一環として、本科低学年生(1〜3年生)を対象とし、高専OB・OGを講師に就職支援講演会を開催しています。特に、3年生は4年生の夏休みには全員インターンシップに参加することになり、翌年の春には実質的な就職活動が始まりますので、なるべく早い時期から、企業研究をスタートすることが重要となってきます。

【就職支援講演会】
対象:機械工学科1〜3年生(約120名)
日時:平成29年7月19日(水)14:40〜15:25
場所:都城高専専攻科棟多目的ホール
演題:「未来の技術者たちへ」
講師:日機装株式会社 横山喬剛(よこやま たかよし) 様

今回は、1998年に石川工業高等専門学校 機械工学科を卒業され、日機装株式会社
技術開発研究所 基礎研究部メディカルグループに勤務されております横山喬剛(よこやま たかよし) 様(39歳)に、「未来の技術者たちへ」という演題でご講演頂きました。

横山様は、メディカル事業本部において、長年、血液透析に関する中空糸型透析器の生産技術に携わり、現在はその経験を活かして、次世代型の透析装置などの開発に取り組んでおられます。

既に新聞やTV等のマスコミで発表されていますように、日機装株式会社は2021年度末までに、総額約170億円を投資して宮崎ハイテク工業団地の12.22haの用地に宮崎日機装を建設中で、2021年度末までに約500名を採用予定です。

日機装株式会社は、炭素繊維強化プラスチック製のジェットエンジン逆噴射装置用部品「カスケード」を生産し、世界シェア90%以上を誇っていますが、今回建設中の新工場は、航空宇宙事業の「カスケード」およびその他の航空機用部品の生産工場として操業開始する予定であり、将来的には他事業分野の工場立地も検討されています。

横山様は、石川高専の機械工学科を卒業後19年になり、会社の中堅として日機装株式会社で働くことの魅力について、また未来の技術者に贈る熱いメッセージを高専卒の先輩として語って頂きました。

7月3日に日機装の技術開発研究所で開催された宮崎日機装の入社式では、西脇章宮崎日機装社長が「日機装グループで最も大きく、最も重要な生産拠点である宮崎日機装を夢と情熱の湧き上がる場所にしよう」と祝辞を述べられましたが、都城高専の卒業生が、このような大きな舞台で、新しいものづくりにチャレンジできるチャンスに恵まれたということは大変幸運なことです。将来、会社を担う人材に育ち貢献することが期待されています。



【ニュース】 第2回みやざきCOC+キャリアサポート課題検討ワークショップ 2017.7.13
平成29年7月13日(木)に宮崎大学附属図書館にて第2回みやざきCOC+キャリアサポート課題検討ワークショップが開催されました。

今回は、教育機関から12名、市町村から22名、企業・経済団体から27名の合計61名の参加者があり、10グループに分かれて意見交換しましたが、当霧島工業クラブからは、(株)九州コガネイ様、(株)吉原建設の出席があり、宮崎県内の就労課題の解決策について活発な議論が行われたワークショップとなりました。

グループワークとしては、先ず宮崎県内の就労課題の解決策について各グループで情報共有し、その後、解決策実施にあたっての利害関係者を検討後、その各々の利害関係者へのアプローチ等についての具体的な方法を企業、経済団体、自治体、教育機関(大学・高専)、各々の立場から意見交換し、新たな解決策について議論を実施しました。

次回は、県内就労課題解決策の実施を検討するワークショップを開催予定ですので、参加を希望される会員は、事務局温水までご連絡頂きますようよろしくお願い申し上げます。



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