平成19年10月19日(金)、20日(土)、延岡市カルチャープラザのべおかで、平成19年度宮崎県高等学校PTA連合会秋季研究大会延岡大会が、435名の保護者、教職員が参加し開催されました。 大会は、「家庭における親子の絆を強め、家庭・学校・地域社会の連携を深めて子どもたちの健全育成に努める」をテーマに、「家庭教育とPTA」「生徒指導とPTA」「母親研修会」の3つの分科会に別れて研究討議が行われました。 開会式では、旭化成陸上部顧問、九州保健福祉大学客員教授の宗茂さんが、「私の志」と題して色々なエピソードを交えながら基調講演をされました。 本校からは、西河会長、高山副会長、長丸副会長、鮫島監事、甲斐校長先生の5名が参加しました。
[宗茂さん基調講演の要旨] ○長距離陸上を始めたきっかけ …小4の時、持久走大会で初めてクラス1位をとったこと。中学はすぐに陸上部へ入部。 ○オリンピック出場を目標に充実した高校3年間 …監督のもとに兄弟で下宿。走ることに没頭した3年間。部員(選手)8名で全国高校駅伝8位。卒業後、実家ではなく、監督の家に帰りたいとホームシックになったほど充実していた。 ○成功は失敗のもと …失敗は成功のもとというが、「成功は失敗のもと」でもある。準備をせずにたまたま成功したら、次から準備を怠り失敗する。 ○人間の可能性は面白い〜素直で、自分をしっかり見ている選手は成長する …宮原選手。5000M17分台の平凡な選手が、長距離を走りたいと本人が希望し、練習の結果、日本を代表する女子長距離界のエースに。 谷口選手。教員採用試験に落ちて一念発起。オリンピック選手に。 江内谷選手。旭化成陸上部を辞めてから、自分の練習を積み重ね、次のマラソンで自己ベスト。 ○これからの指導者に大切なこと …いかに意欲を起こさせるか、いかに自分で考えさせるか、いかに自分で工夫させるか。
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