講座No.15「九州沖縄地域のバイオマスの利活用」

2007.12.20 19:00〜21:00

場所:都城市総合文化ホール会議室
講師:九州沖縄農業研究センター 九州バイオマス利用研究チーム
 チーム長 薬師堂 謙一氏


薬師堂講師

総合文化ホール会議室で行いました

バイオマスには「廃棄物系バイオマス」「未利用バイオマス」「資源作物バイオマス」がある

バイオマス資源からバイオエタノールを作るときの問題点として食料との競合などいろいろな問題点がある。日本やEUは遺伝子組み換え作物は使わない

日本でバイオエタノールの生産可能な地域としては北海道と南九州が考えられる。南九州では対象作物としてカンショを考えている

カンショエタノールの生産技術をバイオマスのカスケード利用を考えながら開発していく

カンショの茎葉からは機能性成分を抽出し家畜の飼料などに利用する。また乾燥には未利用の産業廃熱を利用するシステムの開発を行う

未利用バイオマス資源を飼料に利用することで食料自給率の向上や高品質の肉の生産が可能になる