講座No.13「圃場監視ロボットの導入技術」

2007.12.5 19:00〜21:00

場所:都城高専AVR室
講師:九州沖縄農業研究センター 杉浦 綾研究員


杉浦先生、2006年4月から九州沖縄農業研究センターに赴任されたそうです。北海道大学大学院で農学博士を取得

北海道大学農学研究科ビークルロボティスク研究室で開発した圃場管理ロボットの例、車輌はクボタ製。位置決めはVRSによるRTK−GPS計測で精度は2cm

作業計画を作成することにより耕うん、施肥、防除など通年作業をこなす。超省力化や労働安全性、精密な作業を実現できる。

講義後半は最近導入が進んでいる無人ヘリコプターを利用して圃場の情報収集を行う技術の紹介がありました。

本来は農薬散布などの機器類を搭載するが、リモートセンシングを行う為の機器を搭載した。

収集したデータを解析し、圃場の生育情報マップを作成。穂水分にばらつきがあるのが分かる。同じ圃場内でも収穫次期をずらすことにより品質向上が期待できる。

杉浦先生作成の未来の食糧生産イメージ図