霧島工業クラブEU視察研修旅行
3日目(11月9日・火曜日)その2



 14:30 サン・ジャン大司教教会、旧市街見学
 16:30 ホテル(Hilton Lyon)
 19:40 バスでレストランへ
 20:00 レストラン「LEON DE LYON」で夕食


   


お菓子屋さんの前で

「cocon de Lyon」という古いお菓子が有名だそうです。ココンとは繭のことで形がにている。

サン・ジャン大司教教会(CATHEDRALE SAINT-JEAN)12世紀から15世紀にかけて400年くらいかけて建てられた教会で、ルイ9世が葬られています。

入口、上部には聖人などいろいろな彫刻がはめられていたが、宗教戦争の時、外されたり顔の部分が壊されたりしていました。

ステンドグラスのバラ窓。窓の絵は順番に見ていくと宗教上の物語になっているそうです。

14世紀に作られた天文時計。今でも時計係がいてからくり人形もちゃんと動くそうです。2016年?まで使えるようになっているのにもびっくり。

旧市街には中世からルネッサンス時代の建築物が数多く残されており、1998年に世界遺産に登録されました。

第二次世界大戦のドイツ軍占領下時代にリヨンはパリ同様にレジスタンス活動の中心地だったそうです。ところどころに建物の回廊や中庭を通る抜け道があり、レジスタンスもこれを利用して逃げ回っていたとか。

抜け道から出てきたレジスタンスならぬ松宮さん、しかしリヨンの街に似合いますね

現在裁判所として使われている建物。

リヨン市役所庁舎

オペラ座

商工会議所

リヨンは市内をソーヌ川とローヌ川が流れています。これはソーヌ川

いよいよ星付きレストランで夕食。開始時刻はフランス人にとっては早い?20:00

LEON DE LYON(ミシュランの2つ星)それほど広くなく家庭的雰囲気でした。

何かの血を含ませてソテーしたような味のパンなどの突き出し(amuse gueule)

スープ、奥深い味でした。材料は下の魚介類でしょうか?

ブルゴーニュの家庭料理風パテ(フォアグラと鴨のササミ、若鶏入り)ボリュームがありました。

スズキのような白身の魚、豚肉のブロックを揚げたようなもの、ベーコンをカリッと焼いたもの、玉ねぎなど野菜。ソースがおいしかったです。

松浦先生撮影「シェフが見せに来た材料の写真。右側に頭がギザギザな魚、ホウボウの仲間、中央の二枚貝はムール貝(ムラサキイガイの仲間)、上辺にはオオギガニの仲間その下に伊勢エビの仲間、左辺の魚の切り身はアナゴの仲間か?」スープの材料だったのでしょうか。

ネクタイ着用でということでしたので。この部屋は団体客専用のようでした。

料理に関する絵がたくさんかかっていました。

リヨンサミットで、各国首脳がみんなで最後に行ったレストランだそうで、左側の写真に橋本元首相も写っていました。

シェフのJean paul Lacombeさんホームページは
http://www.leondelyon.com/

プチフールもお腹いっぱいでなかなか手がでませんでした。今から考えるともったいない

デザートは温かいチョコレートのタルト、これも日本人にはちょっと量が多すぎて・・

ホテルのリヨンヒルトンはなかなか豪華な部屋でした。